パルクールとは?アクロバットとの決定的な違いと五輪落選の真相を徹底解剖

パルクールとは?アクロバットとの決定的な違いと五輪落選の真相を徹底解剖

パルクールとは?アクロバットとの決定的な違いと五輪落選の真相を徹底解剖に関する基本知識を徹底的にまとめました。詳細を読もうことができます。

一般に混同されがちな「パルクール」「フリーランニング」「トリッキング」の3者は、動作の動機と評価の軸が根本的に異なります。パルクールが「地点Aから地点Bへ、最も効率的かつ安全に身体を運ぶ移動」を至上命題とするのに対し、フリーランニング(Free Running)はダヴィッド・ベルの盟友セバスチャン・フォーカンが提唱した、移動の過程でバク宙やひねり技などのアクロバットを取り入れ、自己の身体性を自由に表現するアートフォームです。

一方、トリッキング(Tricking)は移動を主目的とせず、空手やテコンドーなどの格闘技の蹴り技(マーシャルアーツ)をベースに、体操のひねり宙返りやブレイクダンスのフットワークを平地でシームレスに連続させるパフォーマンス系競技です。それぞれの違いをデータと基準から整理すると、以下のようになります。

項目詳細・数値データ一般的な基準・相場編集部の見解・評価パルクール(本質)スピードラン競技では1コース20〜40秒のタイム計測。障害物突破の効率性を追求。ムダな装飾動作を排除した「実用性と最短ルートの走破」。移動の機能美と高い身体制御力が求められる原点。フリーランニングフリースタイル競技として演技時間60〜90秒。難度・流動性・創造性を採点。宙返りやスピンなど、都市空間を用いた「自己表現・クリエイティビティ」。エンターテインメント性が高く映像映えするが、着地衝撃リスクは増大。トリッキングバトル形式(約30秒のパス交換)。回転数(720°〜1080°等)とキックの美しさ。障害物は使わず、平坦なスプリングフロア上での単独コンボ。格闘技由来のキレと空中感覚が特化しており、移動性はない。
佐々木 一輝
著者

佐々木 一輝

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。