ネット上でタイトルを見かけて「お色気系のアダルト作品か?」と身構えた読者ほど、実際に読んだあとの心地よい脱力感にハマるケースが後を絶ちません。本作の核心にあるのは、「純粋無垢な子猫のポーズや行動が、たまたま人間の目にはきわどく見えてしまう」というシチュエーションコメディです。
作者の卓越した観察眼とユーモアあふれる作画センスにより、猫飼いなら誰もが「あるある」と頷いてしまう日常のワンシーンが、絶妙なアングルとリアクションで描かれます。エロティシズムを期待して開いた読者をもクスッと笑わせ、最終的には猫の愛くるしさで完全ノックアウトしてしまう構成が、SNSアルゴリズムと見事に噛み合って拡散を後押ししました。