形成外科とは?整形や美容との違い・保険適用の真実を徹底解説

形成外科とは?整形や美容との違い・保険適用の真実を徹底解説

形成外科とは?整形や美容との違い・保険適用の真実を徹底解説についての最新情報を徹底解説します。

形成外科が扱う領域は多岐にわたり、乳幼児の生まれつきの変形から高齢者の皮膚トラブルまで網羅しています。医療現場で対応件数の多い代表的な疾患は以下の通りです。

第一に挙げられるのが外傷および火傷(熱傷)の治療です。交通事故や転倒による顔面の切り傷、ガラス片による挫創、顔面骨骨折、重度の熱傷などが含まれます。形成外科医は、受傷直後の急性期治療から、ケロイドやひきつれ(瘢痕拘縮)を起こさないための専門的な処置を一貫して行います。

第二に先天性異常の修正です。生まれつき口唇が割れている口唇口蓋裂、手足の指が癒着している合指症、耳の変形(小耳症や折れ耳)などに対し、成長発達に合わせた綿密な再建手術を実施します。

第三に腫瘍切除と再建手術です。良性の皮膚腫瘍(ほくろや粉瘤など)の摘出はもちろん、皮膚がんの切除、さらには乳がんや頭頸部がんの切除後に生じた組織欠損を、自身の別の部位から皮膚や血管を移植して元通りに近づける高度な「マイクロサージャリー(微小血管吻合技術)」も形成外科の独壇場です。

高橋 健太
著者

高橋 健太

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。