ネット上でしばしば見受けられるユニクロ UVカットパーカーで焼けるという真相を掘り下げると、製品性能そのものというより「着用時の状態」に決定的な要因があることが判明しました。
最大の盲点は「生地の引っ張り(テンション)」です。メッシュ構造の薄手生地は、体にぴったり張り付いて強く伸ばされると、繊維の編み目が開いて物理的な隙間が広がります。その結果、本来のUVカット率が低下し、隙間から紫外線が素肌へ直接到達してしまいます。
さらに見落としがちなのが「散乱光(照り返し)」の影響です。紫外線は上空からだけでなく、アスファルトや水面、建物の壁面からも反射します。パーカのファスナーを全開にして羽織っているだけでは、下や横から入り込む反射紫外線を防ぐことはできません。手の甲の指穴を使わずに袖がめくれ上がっていたり、薄着のインナーとの摩擦で生地が密着しすぎたりすることも、「着ていたのに焼けた」と感じる直接的な原因になっています。