朝起きて鏡を見た瞬間、まぶたが張り付いて視界が狭まるほどの事態に陥った場合、パニックにならず段階的なステップを踏むことが重要です。ここでの泣きすぎて目が開かないときの応急処置がその日の顔立ちを左右します。
まず行うべきは、乾燥した目ヤニや塩分の結晶を低刺激で洗い流すことです。水道水で目頭を強く洗うのではなく、ぬるま湯で湿らせたコットンを軽く目元に当て、固まった分泌物をふやかしてから優しく拭き取ります。このとき、摩擦は絶対にかけてはなりません。
続いて、泣いた後の目の腫れを即効で治す方法の要となるのが、目元周辺のバイパス開通です。腫れているまぶた自体を指で強く押し流そうとする人がいますが、これは毛細血管を破壊して腫れを長引かせる最大の誤りです。泣いた後の目元マッサージとリンパ流しの正しいターゲットは、「耳の前(耳介前リンパ節)」「耳の下(耳下腺リンパ節)」そして「首筋から鎖骨」です。
人差し指と中指の腹を使い、耳の前から耳の下を通り、首筋の胸鎖乳突筋に沿って上から下へ、最後に鎖骨の窪みへと優しく押し流すストロークを左右それぞれ10〜15回行います。出口となる下流のリンパの流れを先にスムーズにすることで、目元に滞留していた余分な水分が自然と回収されていきます。
仕上げに行う泣いた翌日のまぶたの腫れを引かせるケアとして、抗炎症成分や保湿成分を含んだ化粧水をコットンにたっぷり含ませ、冷蔵庫で冷やした「冷感ローションパック」を目元に3分間のせる処置が極めて効果的です。皮膚のバリア機能が低下しデリケートになった目元を鎮静化させながら、キメを整えて腫れぼったい印象をすっきりと引き締めます。