生理のレバーみたいな塊は病気のサイン?放置Ngな大きさや原因と受診目安を解説

生理のレバーみたいな塊は病気のサイン?放置Ngな大きさや原因と受診目安を解説

生理のレバーみたいな塊は病気のサイン?放置Ngな大きさや原因と受診目安を解説の疑問点について、専門知識を詳しくお届けします。

厚生労働省の健康意識調査や日本産科婦人科学会の発表データを紐解くと、生殖年齢にある日本人女性の相当数が月経困難症や過多月経の兆候を抱えながら、実際に医療機関を受診している割合はわずか2〜3割程度にとどまるという歪な実態が浮き彫りになっています。

ソーシャルメディアや女性向けのコミュニティ掲示板には、胸に刺さるような切実な告白が日々投稿されています。

「朝起きたらシーツが血の海で、手のひらサイズの塊が出てパニックになった。でも母に相談したら『生理なんてみんなそんなもの、我慢しなさい』と言われて何年も放置していた」(30代会社員・SNS投稿より)
「会社の健康診断で極度の貧血を指摘され、婦人科へ直行したら7cmの子宮筋腫が見つかった。ドロッとした塊が出るのは当たり前だと思い込んでいた自分が怖い」(20代後半・知恵袋投稿より)

日本の社会空間には、かつて昭和・平成期に色濃く刷り込まれた「月経痛や出血の多さは病気ではなく、女性なら耐え忍ぶべき通過儀礼」という歪んだ忍耐の美徳が、未だに根強く残存しています。母親自身が過多月経を「体質」として我慢してきた家庭環境では、娘もまた異常を異常として認識できない「世代間連鎖」が生じやすい構造があります。

自分自身の不調を過小評価してしまう「正常性バイアス」に囚われ、痛みを我慢し続けた結果、不妊の長期化や筋腫の巨大化による子宮全摘出手術といった取り返しのつかない事態に直面した当事者の後悔の声は、決して他人事ではありません。

中川 明日香
著者

中川 明日香

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。