Q1:ハッカ油スプレーをかければ、すでに室内にいるゴキブリを殺虫できますか?
A1:直接大量に噴霧して気門を塞げば窒息死することはありますが、殺虫剤のような即効的な神経毒性は弱いため、直接の駆除には適していません。刺激に驚いた個体が家具の奥深くへ逃げ込み、かえって潜伏・繁殖を助長する危険性があるため、すでに見かけてしまった場合は専用の捕獲器や冷却スプレー、毒餌剤を用いて確実に仕留める必要があります。
Q2:アロマディフューザーをリビングで焚き続ければ、家全体のゴキブリ対策になりますか?
A2:部屋全体に芳香を行き渡らせても、ゴキブリが実際に潜む「壁の内部」「床下」「家具の隙間」などの微小空間には十分な忌避濃度が届きません。かえって広範囲に拡散することで人間や同居ペットの呼吸器に負担をかける懸念があります。ディフューザーによる空間噴霧よりも、侵入経路となるサッシや配管周囲への局所的な設置がはるかに合理的です。
Q3:レモンやオレンジの生ゴミの皮を置いておくだけでも虫除けになりますか?
A3:おすすめできません。生果皮の表面には忌避成分であるd-リモネンが含まれていますが、果肉にわずかでも糖分が残っている場合、時間の経過とともに腐敗・発酵が進み、ゴキブリを強力に誘引する発酵臭の発生源へと変貌します。防虫目的で柑橘類を活用する場合は、完全に乾燥させた皮を使用するか、抽出された純粋な精油を使用してください。