あらゆる参考書と同様に、ターゲット1900にも明確な相性があります。認知心理学と受験指導の知見から、本書を最大限に活かせる層と、別アプローチを検討すべき層の境界線を提示します。
【ターゲット1900が劇的にハマる学習者】
- 反射神経を重視するスピード派:見出し語と主要語義が1対1で直観的に飛び込んでくるレイアウトを好み、短期間で何周も反復したい人。
- スマホ連携で隙間時間を最大化したい人:公式アプリ ターゲットの友のランキング機能やタイマー機能、音声ダウンロードを活用して、通学時間や机に向かえない時間を効率的に活用したい人。
- 共通テストから最難関大まで1冊で完結させたい人:複数の単語帳に浮気せず、高校生活を通じて同じレイアウト・同じフォーマットで語彙を積み上げたい人。
【慎重に検討・別教材を検討すべき学習者】
- 中学英語〜高校基礎レベルに不安がある人:高校入試レベルの基本語が抜けている状態でターゲット1900に入ると、Part 1の前半で挫折します。この場合は、1ランク基礎向けの『ターゲット1400』や『ターゲット1200』からスタートするのが確実です。
- 例文やフレーズの中でしかニュアンスを掴めない人:単語単体の暗記が苦痛で、どのような文脈で使われるか(コロケーション)を直に体に叩き込みたいタイプは、前出の『システム英単語』やZ会『速読英単語』の方が記憶保持率が高くなります。