哺乳瓶の乳首を変えるタイミングは?サイズアップのサインと劣化の目安

哺乳瓶の乳首を変えるタイミングは?サイズアップのサインと劣化の目安

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ネット上の口コミでは「絶対に月齢通りにサイズアップしないと顎の発達に悪い」「逆にサイズアップなんてしなくてもずっとSサイズのままで完走できた」といった極端な意見が散見されます。しかし、ここには重大な盲点が存在します。

まず、「サイズアップは不要」とする言説の落とし穴です。赤ちゃんが大きくなっても小さいサイズの乳首を使い続けると、満腹中枢が刺激される前に吸い疲れてエネルギーを消費してしまい、体重増加不良を招く危険性があります。過度な陰圧をかけ続けることで中耳炎のリスクが高まるという小児科医の指摘も無視できません。

一方で、「推奨月齢になったから直ちに全取替しなければならない」というのも誤りです。特に混合育児を行っている場合、哺乳瓶の流量を急激に増やしてしまうと、赤ちゃんが「哺乳瓶のほうが楽に出てくる」と学習し、直接母乳を嫌がる乳頭混乱(にゅうとうこんらん)を引き起こすリスクがあります。母乳育児を長く続けたい家庭においては、あえて流量が控えめなサイズで吸啜力を維持させる戦略をとることもあり、一律の正解は存在しません。

林 結菜
著者

林 結菜

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。