耳の中に水が入って抜けない?原因と安全な抜き方・受診目安

耳の中に水が入って抜けない?原因と安全な抜き方・受診目安

耳の中に水が入って抜けない?原因と安全な抜き方・受診目安についての最新情報を徹底解説します。

耳に水が入った際、体に一切の負担をかけず、安全かつ効率的に水分を除去するための正しいステップをまとめました。道具を使わずに重力と蒸発を利用するのが最も確実な基本原則です。

ステップ1:重力と傾斜を利用する
水が入った側の耳を真下に向け、首を傾けます。このとき、耳たぶを後ろ斜め上(子どもの場合は後ろ斜め下)に軽く引っ張ると、曲がっている外耳道が一時的にまっすぐ伸び、水が表面張力を失って流れ出やすくなります。

ステップ2:こよりティッシュによる吸水
清潔なティッシュペーパーを細くちぎり、指先で優しくねじって柔らかい「こより」を作ります。耳を下に傾けた状態で、外耳道の入口(手前5mm程度)にそっと先端を触れさせます。ティッシュの繊維による毛細管現象で、奥の水滴がスーッと吸い上げられていきます。決して耳の奥深くまで突っ込んではいけません。

ステップ3:側頭部を温めて自然蒸発を待つ
水抜きがうまくいかない場合でも、焦る必要はありません。水が入った耳を下にして、清潔なタオルを敷いた枕に横になります。その際、電子レンジなどで温めたホットタオル(熱すぎない温度)を耳の下に当てて耳の周囲を温めると、外耳道内の血流が促進され、溜まった水分が約10〜15分ほどで蒸発しやすくなります。

どうしてもその場で違和感を解消したい場合は、足元が安全な場所で耳を下に傾け、軽くトントンとリズミカルに小さくジャンプする程度に留めてください。強く頭を振るのではなく、重力に微小な振動を加える感覚で行うのがポイントです。

中村 さくら
著者

中村 さくら

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。