指定方向外進行禁止の罠!矢印の意味とUターン可否・反則金徹底解説

指定方向外進行禁止の罠!矢印の意味とUターン可否・反則金徹底解説

今注目を集めている 指定方向外進行禁止の罠!矢印の意味とUターン可否・反則金徹底解説について、主要な情報を整理して公開しています。

インターネット上の掲示板やSNSでは、指定方向外進行禁止に関して法律を曲解した危険な言説が散見されます。その代表例が「Uターン(転回)」と「バック進入」です。

直進矢印のみの場所でUターンはできるのか?

結論から申し上げますと、矢印が直進(↑)しか示していない交差点でのUターンは完全な違反です。

ネット上には「交差点に『転回禁止』の標識がなければUターンしてもセーフ」という俗説がありますが、これは完全な誤りです。道路交通法において、指定方向外進行禁止標識は「指定された方向以外への進行」を禁じています。直進しか指定されていない交差点で車体を180度反転させてUターンする行為は、「直進以外の方向へ進行した」とみなされ、転回禁止違反ではなく指定方向外進行禁止違反として検挙されます。

Uターンが合法的に認められるのは、標識にUターンを示す「屈折した矢印」が明記されている場合か、指定方向外進行禁止標識そのものが存在しない交差点(転回禁止規制がない場所)に限られます。

「バックで入れば進行ではない」という都市伝説の虚構

「前進で曲がると指定方向外進行禁止になるから、交差点を通り過ぎてからバックで進入すれば違反にならない」という悪質な噂を信じている方がいますが、これも極めて危険な行為です。

道路交通法における「進行」とは、車両が前進することのみを指すのではなく、道路上で移動する行為全般を含みます。指定方向外の道路へ後退によって進入する行為は、道路交通法第8条違反が成立するだけでなく、後退時の安全確認を怠ったとして道路交通法第70条(安全運転義務違反)や、交差点内での危険行為として厳しく追及されます。現場の警察官に対しても通用する余地は一切ありません。

進行方向別通行区分(レーン規制)との重層的な罠

さらに注意が必要なのは、青い四角形に白矢印が描かれた「道路交通法における進行方向別通行区分(標識番号327の奇数)」との違いです。これは主に複数車線ある道路の頭上や路面に示される「どの車線からどの方向へ進むべきか」を示すレーンごとの指示です。

交差点の手前では、路面のペイント(進行方向別通行区分)と、交差点直前に設置された円形の「指定方向外進行禁止標識」が連動しているケースがほとんどです。第1車線(左側レーン)にいる車は直進と左折しかできない場合、たとえ交差点内で急に右折合図を出しても、車線区分違反と指定方向外進行禁止違反の双方が重複して問われる危険があります。

松本 悠斗
著者

松本 悠斗

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。