アウターコンクを開ける手段として、手軽な市販ピアッサーとスタジオや医療機関で用いられるニードルのどちらを選ぶべきか迷う方は少なくありません。しかし、軟骨組織に対する物理的ダメージの差はホール完成までの予後に直結します。
ニードルとピアッサーの比較において最も重大な差異は、軟骨組織への衝撃波です。ピアッサーはバネの力で太い金属棒を無理やり押し通すため、軟骨膜剥離や微細骨折を誘発しやすくなります。これに対し医療用ニードルは鋭利な刃で組織を綺麗に切り分けるため、術後の腫れや痛みを抑えられます。
アウターコンク完成までの安定期間は、順調に経過した場合でも6か月から12か月が目安です。耳たぶ(約1〜2か月)と比べて軟骨には毛細血管が少なく、酸素や栄養の供給が滞りやすいため上皮化に長い年月を要します。ホールが完全に完成するまではファーストピアスを外さず、慎重なアフターケアを継続しなければなりません。