中学校の数学では、文字式や大きな桁の数を扱うため、すだれ算に加えて素因数分解を用いた求め方をマスターしておく必要があります。
素因数分解を使った解法は非常にシンプルで、対象の数をそれぞれ素数の掛け算に分解し、「現れた素数のうち、指数(右上の数字)が大きい方をすべて選んで掛ける」だけです。
例えば「24」と「60」の場合、
・24 = 2³ × 3¹
・60 = 2² × 3¹ × 5¹
素数ごとに一番大きい指数を選ぶと、
・2の仲間:2³(8)
・3の仲間:3¹(3)
・5の仲間:5¹(5)
これらを掛け合わせると、2³ × 3¹ × 5¹ = 8 × 3 × 5 = 120 と求まります。
また、2つの正の整数 $A$ と $B$、その最大公約数 $G$、最小公倍数 $L$ の間には、$A \times B = G \times L$(2つの数の積は、最大公約数と最小公倍数の積に等しい)という極めて強力な公式が成り立ちます。高校入試や検定試験の応用問題で頻繁に活用されるため、覚えておいて損はありません。