埼玉県男子ソフトテニス界を牽引する松山高校と昌平高校。この2校のアプローチは実に対照的であり、それぞれが異なる魅力と強みを持っています。
県立の男子校として100年以上の歴史を刻む松山高校ソフトテニス部戦績は、まさに埼玉ソフトテニスの歴史そのものです。全国大会でも上位進出を果たしてきた同部の強みは、「文武不岐」の精神に根ざした自主的な練習設計にあります。平日の限られた練習時間のなかで部員自らが課題を抽出し、徹底的に泥臭い基本練習を積み重ねます。OB組織の支援も手厚く、大舞台になればなるほど発揮される「松高魂」と呼ばれる執念のテニスは、他校にとって最大の脅威であり続けています。
一方、近年凄まじい勢いで評価を高めているのが昌平高校ソフトテニス部評判です。充実した私学のバックボーンを活かし、夜間照明付きの専用人工芝コートを完備。全国の中学校やジュニア強豪クラブからトップ選手が集結する育成環境を整備しました。指導陣には最先端のスポーツ科学や映像分析を取り入れ、テンポの速い現代型ソフトテニスを叩き込んでいます。「私立だからこそできる短期集中型のハイレベルな強化」が結実し、新人戦を制覇するなど、その勢いは止まる気配を見せません。
さらにこの2強の背後には、圧倒的な進学校でありながら強烈なストローク力を持つ川越東高校ソフトテニス部、攻撃的なダブルスプレーで幾度も番狂わせを起こしてきた武蔵越生高校ソフトテニス部、そして中高一貫体制の連携が光る埼玉平成高校ソフトテニス部が控えています。この3校の存在が、埼玉のトーナメントを全国屈指の難関へと押し上げています。