公式の総合ポータルサイトが存在しないため、ファンの間では有志によるデータベースやSNSの目撃情報が頼りとされてきました。しかし、業界団体の動向や各地の保健所登録データ、取材班による実地調査を照らし合わせると、ラーメンショップ店舗一覧最新の状況として、その勢力図には明確な偏りと地域性が存在することが分かります。
最も店舗が密集しているのは、発祥の地である東京都を含む関東エリアです。特に茨城県、栃木県、埼玉県、千葉県、神奈川県の北関東・南関東5県は「ラーショベルト」とも呼ぶべき密集地帯を形成しており、全国の現存店舗のうち約6割がこのエリアに集中しています。一方で、東北地方(福島県、宮城県、岩手県など)や東海地方(静岡県、愛知県など)の主要国道沿いにも強固な地盤を築いており、遠くは四国や九州の一部にも熱心なファンを抱える店舗が孤島のように存在しています。
ラーメンショップ都道府県別店舗詳細を俯瞰すると、出店場所には明確な共通項があります。それは「駅前の一等地」ではなく、「大型トラックの往来が激しい幹線道路沿い」かつ「広大な駐車場を確保できる敷地」という点です。大手ラーメンチェーンがファミリー層や駅前利用者を奪い合うなか、ラーショは独自の立地戦略によって半世紀にわたり確固たる経済圏を築いてきたといえます。