ギフト選びの第一歩として押さえておきたいのが、贈る側の立場に応じた現実的な支出基準です。大手育児ポータル各社が実施したギフト動向調査や家計調査データを総合すると、2歳のバースデーにおける相場・予算は贈り主によって明確な階層化が見られます。
両親から贈る場合の中心価格帯は5,000円〜10,000円であり、全体の約6割を占めています。1歳児のファーストバースデーに比べて記念品的な要素が落ち着き、日々の遊びに直結する耐久性や機能性をシビアに見極める傾向が強まりました。一方で、祖父母から孫へ贈るケースでは10,000円〜20,000円が約半数を占め、ストライダーなどの乗り物遊具やおままごとキッチンといった大型アイテムを一任されるケースが目立ちます。
ただし、現場の取材では「高額であれば喜ばれるとは限らない」という切実な声が浮き彫りになっています。首都圏在住の30代母親は「義両親からサプライズで巨大な室内用滑り台が届き、リビングの生活動線が完全に塞がれて途方に暮れた」と振り返ります。善意からの贈り物であっても、設置面積や騒音、既存のおもちゃとの重複を無視した選定は、家庭内に無用な摩擦を生みかねません。特に祖父母が購入する際は、事前に希望品番やサイズ感を共有する事前のすり合わせが不可欠です。