どれほど念入りに準備を整えても、施設のゲートで「それは場内に持ち込めません」と告げられれば全てが無駄になります。近年、来園者同士のトラブル防止や安全基準の厳格化に伴い、各施設が公表するプール持ち込み禁止リストは年々更新され、厳格化の一途を辿っています。
最もトラブルになりやすいのが、日陰を確保するためのワンタッチテントサンシェードです。多くの大型レジャープールでは、以下のような厳しいサイズ・形状規制が敷かれています。
- 金属製フレームや組み立て式大型タープの禁止:強風で飛ばされた際の衝突事故を防ぐため、四本足のキャンプ用タープは原則持ち込み不可。
- サイズ制限の厳格化:幅・奥行きともに2メートル以内、高さ1.3メートル以内など、ポップアップ式(円形に畳める簡易テント)のみ許可されるケースが主流。
- ペグ打ち(杭打ち)の全面禁止:プールサイドの人工芝や防水シートを傷つけるため、金属ペグの使用は厳重に禁じられています。重しにはペットボトルや専用の砂袋を活用しなければなりません。
また、浮き具のサイズにも要注意です。混雑緩和のため「直径100cm〜120cmを超える巨大フロート」や「ボート型浮き輪」「オール付きのゴムボート」は、波のプールや流れるプールで使用制限または持ち込み禁止に指定されている施設が大多数を占めます。ガラス製の飲料ビン、危険物と見なされる自撮り棒(セルカ棒)、クーラーボックスのキャスター付き大型モデルもゲートで弾かれる代表例です。事前に施設の「利用規約」を直接確認する習慣が不可欠です。