日本国内で『ラストサムライ』の息吹を最も濃密に肌で感じられる場所といえば、間違いなくラストサムライ ロケ地 姫路の象徴である書写山圓教寺(しょしゃざんえんぎょうじ)です。天台宗の別格本山であり、「西の比叡山」とも称されるこの古刹は、山上に広がる広大な境内に中世の堂宇が立ち並び、足を踏み入れた瞬間に俗世から切り離された静謐な空気に包まれます。
書写山円教寺 映画ロケ地 見学のハイライトとなるのが、国指定重要文化財である「三之堂(みつのどう)」です。コの字型に並ぶ大講堂、食堂(じきどう)、常行堂(じょうぎょうどう)の佇まいは圧巻で、大講堂前では渡辺謙演じる勝元とトム・クルーズ演じるオールグレンが初めて対座し、流暢な英語で言葉を交わす伝説のシーンが撮影されました。オールグレンが逗留中に英文の日記を認めていた場所は、2階建ての長大な建築である「食堂」の2階です。堂内には映画撮影当時の貴重なスナップ写真や出演者のサイン、解説パネルが展示されており、訪れるファンを当時へとタイムスリップさせてくれます。
聖地巡礼を計画する際のラストサムライ 聖地巡礼 アクセスは、非常に明快です。 JR・山陽電鉄の「姫路駅」北口から神姫バス(書写山ロープウェイ行き)に乗車し、終点まで約30分。そこから書写山ロープウェイに乗り換えて約4分で山上駅へ到達します。山上駅から三之堂までは、杉木立が美しい参道を徒歩約20分歩くか、境内マイクロバス(特別志納金が必要)を利用して向かうことができます。歩道は自然の山道に近いため、履き慣れたスニーカーでの訪問が必須です。
一方、京都における撮影場所の筆頭であるラストサムライ ロケ地 京都 知恩院も見逃せません。浄土宗の総本山である知恩院では、日本最大級の木造二重門である「三門」周辺や、荘厳な「大鐘楼」へと続く石段において、明治新政府の近代軍が行進するシーンや重臣たちの動座シーンが撮影されました。京都駅から市バスや地下鉄で容易にアクセス可能であり、東山エリアの観光名所(八坂神社や高台寺など)と合わせた巡礼ルートが組みやすいのも大きな魅力です。