慌ただしい登校前の朝に、子どものヘアセットに時間をかけるのは現実的ではありません。日常の登校時は「水スプレーで寝癖をリセットし、手ぐしで整えて自然乾燥」だけで完成する状態が理想です。
一方で、小学校の入学式や記念写真の撮影日など、特別にキメたいハレの日には、少量のスタイリング剤を活用するのがおすすめです。子どもの柔らかい肌や頭皮に負担をかけないよう、オーガニック成分のヘアバームや、お湯で簡単に洗い流せる水溶性のキッズ用ワックスを小豆大ほど手に伸ばし、毛先中心に揉み込むだけで、自然なツヤと清潔感のある束感を演出できます。
また、子どもの髪は伸びるのが早く、特に前髪や耳周りは1ヶ月も経つと重たくなってきます。頻繁にサロンへ行けない場合は、自宅での部分的なセルフカットが役立ちます。
自宅カットで失敗しないコツは、「ハサミを縦に入れること」と「すきバサミ(セニングシザー)を活用すること」です。前髪を横一直線に切ってしまうと不自然な段差ができてしまうため、指で軽く毛束を挟み、ハサミの刃先を斜め上から少しずつ入れることで、サロン帰りのような自然な毛先に仕上がります。