絵が苦手だと感じている人でも、わずか5分で「しずえ」と「たぬきち」を本物そっくりに仕上げられるプロ直伝の描画ステップが存在します。ポイントは「複雑な立体」として捉えるのではなく、基本図形の組み合わせに分解することです。
まず村役場の頼れる案内人「しずえ」を描く場合、最大の鍵は頭のシルエットにあります。正円ではなく、上部が少しつぼまった「巾着袋」や「タケノコ」のような形を意識して外枠を描きましょう。そのてっぺんに、リボンで束ねた髪を小さな丸として乗せます。目元は完全な丸ではなく、やや縦長の楕円を描くのが愛らしさを引き出す秘訣です。鼻と口は、アルファベットの「W」を緩やかに描くイメージを合わせるだけで、一気にお馴染みの表情が完成します。首を敢えて描かず、頭の下にそのままチョコンと小さな三角形の胴体を添えることで、完璧なバランスが仕上がります。
一方、商店のオーナー「たぬきち」を描く秘訣は、顔のパーツバランスに集約されます。輪郭は下ぶくれの瓢箪(ひょうたん)型を描くのがコツです。そして最も重要なのが、目の周りを覆う黒いタヌキ模様。これは左右別々に描くのではなく、メガネのように両目を一括で囲む大きなひょうたん型を描いて塗りつぶします。眉間を少し寄せるイメージで、トロンとした半目のまぶたを描き足せば、あの独特な商売上手らしい表情が命を宿します。最後に葉っぱマークがついたアロハシャツやエプロンを添えれば、誰が見ても一目で分かる素晴らしい仕上がりになります。