近年は就寝時専用のナイトブラだけでなく、日中も使える育乳補整ブラや、着脱が容易なフロントホック構造のインナーを選ぶ女性が増加しています。これらの特殊形状ブラには、従来の後ろホックとは異なる取り扱いルールが存在します。
まずフロントホックブラの場合、留め具は中央のワンタッチパーツ(Zカンやスナップ式)であることが多く、背中側にホックの段差ができないためアウターに響きにくいという絶大なメリットがあります。一方で、アンダーの微調整ができない設計が主流です。付ける際は、あらかじめ腕を通した状態で前傾姿勢を取り、バストを中央に寄せ集めながらフックの噛み合わせを「カチッ」と音が鳴るまで確実にロックする必要があります。
一方の育乳ブラは、脇高設計や幅広のサイドベルト、3段〜4段の多段ホックが採用されているケースが目立ちます。中には前側と後ろ側の両方にホックが備わっている複合タイプも存在します。育乳ブラを着用する際は、背中のお肉を逃さないようホックの面積が広くなっているため、まず一番下のホックから順に上へ向かって留めていくのが歪みを作らないポイントです。幅広ベルトをしっかりとフラットに密着させてから前傾して脇肉をカップに誘導することで、本来の育乳ホールド力を余すところなく引き出すことができます。