マツエクを長持ちさせつつ肌のバリア機能を守るためには、クレンジング剤の選択だけでなく「洗い方の技術」が不可欠となる。多くの人が無意識に行ってしまっているNG行動が、目元を横方向にゴシゴシと擦る行為だ。
アイメイクを落とす際、強い物理的摩擦がかかるとシアノアクリレートの接合部分に物理的な剪断力が加わり、接着面からポロリと取れてしまう。さらに、抜けたエクステンションに引っ張られて自まつ毛まで一緒に抜けてしまい、まつ毛の毛周期を乱す恐れもある。意外な注意点として挙げられるのが「すすぎのお湯の温度」だ。40度以上の熱いお湯はグルーの劣化を加速させるため、32〜35度程度のぬるま湯で優しく流すのが鉄則となる。
正しい落とし方の手順としては、まず適量のジェルを手にとり、掌で少し温めて伸ばす。目元に塗布する際は、指の腹を使って毛流れ(根元から毛先)に沿って縦方向に優しくなじませるのがコツだ。横に指を動かすのではなく、上から下へ撫でるように洗うことで、接着面に余計な負担をかけずにすむ。