「死ぬリスクがあるのなら、単に食べるのをやめればいい」――多くの外国人ネットユーザーが抱くこのシンプルな結論に対して、日本文化を深く知る海外在住者や日本通のユーザーからは反論や解説が書き込まれます。
Redditのスレッドでは、「餅はお正月に歳神様を迎えるための神聖な供え物であり、単なる間食やおやつではない」「日本人にとって正月に餅を食べることは、数百年以上続く文化的アイデンティティそのものだ」と、神道的なルーツや歴史的背景を丁寧に解説するユーザーも少なくありません。中には、「英国の危険な『チーズ転がし祭り』やスペインの『牛追い祭り』で毎年怪我人が出ても伝統として中止されないのと同じ文脈だ」と、欧州の危険な伝統行事を引き合いに出して擁護する声も見られます。
しかし、それでも大半の外国人が納得しきれないのは、「餅を食べる行為そのものは激しいアクティビティではなく、家庭内の静かな食卓で行われる日常の営みだから」です。家族団らんの温かな席が一瞬にして呼吸困難とパニックの修羅場へと変わるというギャップが、海外の人々に強い不条理感を抱かせる理由となっています。