「実物のクアッカワラビーをこの目で見たい」と考えた場合、日本国内で唯一その願いが叶う場所が、埼玉県東松山市にある埼玉県こども動物自然公園です。
同園は2026年3月、開園40周年を記念してオーストラリアのフェザーデール野生生物園からオス2頭・メス2頭の計4頭を譲り受けました。オーストラリア国外でクアッカワラビーの飼育展示が認められるケースは極めて異例であり、アジア圏全体を見渡しても初となる歴史的快挙でした。
同園では飼育環境の充実に注力し、オーストラリアの乾燥地帯を模したカンガルーコーナー内の専用エリアで飼育。順調に繁殖にも成功しており、国内生まれの個体も元気に育っています。
一般公開エリアでは、動物たちのストレスを最小限に抑えるため、観覧時間や入場人数に一定の制限が設けられる場合があります。ガラス越しではなく、彼らの自然な動きを間近で観察できるウォーキングスルー形式を採用している時間帯もあり、運が良ければ特徴的な食事の様子や愛らしい表情を観察することが可能です。訪問前には必ず同園の公式発表や展示スケジュールを確認することが推奨されます。