プロが教えるじゃがいもの植え方|種芋処理と土寄せで収穫量を倍増

プロが教えるじゃがいもの植え方|種芋処理と土寄せで収穫量を倍増

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じゃがいもの2大品種である「男爵」と「メークイン」は、食感や用途だけでなく、地下での芋の付き方や植物としての性質にも明確な違いがあります。畑栽培はもちろん、ベランダでのプランター栽培の土作りにおいても、それぞれの特性に応じたアプローチが求められます。

項目男爵(ダンシャク)メークイン編集部の見解・栽培ポイント塊茎(芋)の着生特性株元の比較的浅い位置に集中して着生するストロンがやや長く伸び、広範囲に着生する男爵は緑化しやすいため土寄せが必須。メークインは株間を広めに確保する。推奨株間・植え付け深さ株間: 25〜30cm
深さ: 7〜10cm株間: 30〜35cm
深さ: 8〜10cm密植しすぎると日当たりと通気性が悪化し、疫病の温床となるため株間を厳守。適正土壌酸度(pH)pH 5.0〜6.0(弱酸性)pH 5.0〜6.0(弱酸性)石灰の入れすぎは厳禁。一般的な野菜(pH 6.5前後)より酸性寄りを好む。1株あたりの期待収量約800g〜1.2kg(6〜10個)約1.0kg〜1.5kg(8〜12個)芽かき本数により「大玉少数」か「中玉多数」かをコントロール可能。食味と調理適性粉質(ホクホク系)
ポテトサラダ、コロッケ粘質(しっとり系)
カレー、肉じゃが(煮崩れ防止)男爵とメークインの植え方を両方試し、食卓の用途に応じて作り分けるのが理想。※各数値は中間地標準栽培(農研機構および種苗各社ガイドライン)に基づく標準値。

プランター栽培を行う場合、容器選びが最初の勝負となります。じゃがいもは地下深くに根を張り、種芋の上に新しい芋を作るため、最低でも深さ30cm以上、容量20L以上の深型プランターまたは培養土袋そのものを利用した袋栽培を選択してください。用土は市販の野菜用培養土に赤玉土(小粒)を2割程度混ぜ、排水性と通気性を高めた配合が適しています。

田中 結衣
著者

田中 結衣

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。