神奈川県川崎市に開設された「古賀塾」。子どもたちに柔道の楽しさと心の強さを伝えるために作られたこの道場は、彼の旅立ち後もその情熱を絶やすことなく稼働している。現在は指導陣や彼の遺志を継ぐ家族の手によって、温かくも芯のある指導が続けられている。
道場に入ると、元気な声とともに子どもたちが深々と頭を下げる。壁に飾られているのは、古賀氏が直筆で遺した「挑戦」の二文字だ。技のキレを磨くだけでなく、挨拶や掃除といった日常の立ち振る舞いを大切にする教え。古賀塾からは今、全国大会で躍進を遂げる若い才能が続々と芽吹いている。