鈴木雅之がサングラスをいつから着用し始めたのか、その原点は1975年のシャネルズ結成期にまで遡ります。幼馴染の桑野信義や田代まさしらと共に活動を始めた当初、大森の工場街で育った彼らはアメリカンポップスやドゥーワップに熱中していました。
1980年にシングル『ランナウェイ』でメジャーデビューを果たした際、靴墨で顔を黒く塗り、お揃いのスーツにサングラスをかける独特のスタイルで一世を風靡します。このセンセーショナルなビジュアルは瞬く間に全国へ浸透しました。
1983年にグループ名をラッツ&スター(RATS & STAR)へと改名し、『め組のひと』が大ヒットを記録した際も、サングラスは彼のトレードマークとして完全に定着。1986年のソロデビュー曲『ガラス越しに消えた夏』以降も、洗練された大人のヴォーカリストとしての魅力を引き立てる必須アイテムとして継承されました。