人間が800年もの歳月を生き続けるために不可欠な要素として、かねてより伏線が張られていたのが不老手術 オペオペの実の究極能力です。ドレスローザ編でドフラミンゴが言及した「才能ある者が使えば世界の実権を握れる」という言葉は、まさにイム様の存在を暗示していました。
イワンコフが指摘した通り、「不老手術という能力が存在すること自体、過去に誰かがその手術を受けた動かぬ証拠」に他なりません。800年前に何者かの命の犠牲によって不老の肉体を手に入れたネロナ・イム聖が、死を超越した神として君臨し続けている構図が浮かび上がります。
さらに注目すべきは五老星との関係です。五老星は単なる政治的最高指導者ではなく、イム様とテレパシーのような能力で意識を共有し、悪魔的な怪物(牛鬼、以津真天、封豨、馬骨、サンドワーム)へと変貌する異形の力を宿しています。エッグヘッド編で見られたジェイガルシア・サターン聖の処刑とフィガーランド・ガーリング聖の新たな五老星就任の経緯からも明らかなように、五老星すらもイム様にとっては代替可能な手駒に過ぎないという徹底的な絶対専制が敷かれています。