多くの人が最も懸念するのは、将来的な薄毛や脱毛リスクとの関連性だろう。「旋毛が増えると頭皮の血流が悪くなる」「毛根が干渉し合って抜けやすくなる」といった俗説が流布しているが、これは明確な誤解である。
毛髪専門医によれば、男性型脱毛症(AGA)や女性のびまん性脱毛症の根本的な原因は、DHT(ジヒドロテストステロン)などの男性ホルモンの影響や、加齢、頭皮の炎症、生活習慣の乱れにある。つむじが2つあるからといって毛包の寿命が短くなるわけではなく、毛髪密度自体が減少する根拠もない。ただし、つむじとつむじの間は地肌が透けて見えやすいため、視覚的に「薄くなってきた」と錯覚しやすいというトラップには注意が必要だ。