犬にラフランスは危険?種の中毒リスクと安全な適量を徹底検証

犬にラフランスは危険?種の中毒リスクと安全な適量を徹底検証

犬にラフランスは危険?種の中毒リスクと安全な適量を徹底検証の疑問点について、最新情報を基に徹底解説します。

インターネット上では「果物だから身体に優しい」という漠然とした言説が見受けられますが、持病を持つ愛犬に対しては深刻なリスク因子となります。

特に注意すべきは腎臓病や心臓病を患っている犬です。ラフランスに豊富に含まれるカリウムは、腎機能が低下している犬の体内では正常に濾過・排泄されず、血液中のカリウム濃度が異常に高くなる「高カリウム血症」を誘発します。重篤化すると不整脈や心不全を引き起こすため、腎疾患のある個体には絶対に与えてはいけません。また、糖分が高いため糖尿病や高脂血症の治療中の犬にも給餌は避けるべきです。

さらに、口腔アレルギー症候群(OAS)の存在も見落とせません。ラフランスはバラ科ナシ属の植物であり、シラカバなどの花粉症を持つ犬が摂取すると、口内の痒み、顔面の腫れ、目の充血、皮膚の蕁麻疹などのアレルギー症状を発症することがあります。初めて与える際は耳かき1杯程度の微量から試し、食後数時間は体調に異変がないか注視する必要があります。

中村 さくら
著者

中村 さくら

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。