2026年に入り、永田町を巡る政治情勢はかつてない流動化を見せている。法務副大臣をはじめとする要職を歴任してきた政治家として、どのような眼差しで現在の政局を凝視しているのか。独占取材の現場で浮かび上がってきたのは、表舞台の喧騒とは対照的な、徹底したリアリズムに基づいた政策推進の姿だった。
「法制審議会の議論や法案作成のプロセスは、国民の目に見えにくい。だが、国家の根幹を支えているのは間違いなくこの地道な作業だ」。関係者が明かす彼の言葉からは、法務行政の現場で積み上げられた自負が滲む。かつて対立が激化した法務省管轄の重要法案を巡っても、党内調整や野党との事前協議で粘り強い対話を重ねた。その泥臭いアプローチこそが、彼を「政治情勢のキーマン」と呼ぶ理由にほかならない。