鬼舞辻無惨との最終決戦において、伊之助は幾度も重傷を負いながら炭治郎たちと共に最後まで戦い抜き、見事に生存を果たしました。
戦いの後は、鬼殺隊の拠点であった蝶屋敷で療養生活を送ります。そこで描かれたのが、蝶屋敷の看護役である神崎アオイとの微笑ましい関係です。厨房でつまみ食いを繰り返していた伊之助に対し、アオイは怒ることなく「伊之助専用の重箱」を用意して渡します。幼少期に人の温もりを知らずに育った伊之助は、アオイの無償の優しさに触れて胸を高鳴らせ、特別な感情を抱くようになりました。
公式ファンブック等の後日談において、二人は戦後に結ばれて結婚したことが明かされています。そして物語の最終話(現代編)には、伊之助とアオイの曾孫にあたる植物学者、嘴平青葉(はしびら あおば)が登場します。
青葉は伊之助の素顔に瓜二つの美青年ですが、性格は非常に穏やかで少しドジな研究者です。彼が無惨の追い求めた「青い彼岸花」を研究中にうっかり全て枯らしてしまったことで、世界から鬼の脅威が完全に消滅するという、因縁に満ちた見事な結末が描かれました。