笑顔の歪みと老け顔の元凶?下唇下制筋を解剖し不機嫌顔を脱する

笑顔の歪みと老け顔の元凶?下唇下制筋を解剖し不機嫌顔を脱する

笑顔の歪みと老け顔の元凶?下唇下制筋を解剖し不機嫌顔を脱するについて専門的な視点から解説いたします。専門家の見解をお届けします。

なぜ特定の筋肉が暴走し、口元を老けさせ、笑顔を歪ませてしまうのか。最大の要因は、加齢に伴う上唇挙筋群の筋力低下と、下唇を下げる筋肉群の代償運動にある。年を重ねると、頬を高く持ち上げて口角を引き上げる筋肉群が衰えやすくなる。すると、顔のバランスを保とうとして無意識に下部の筋肉に力が入り、下唇下制筋が過剰に発達・緊張する悪循環に陥る。

この構造的欠陥を放置すると、単なる皮膚のたるみにとどまらず、骨格上の定着へと進行する。下唇が常に下へ引っ張られることで下顎のオトガイ部(あご先)にしわが寄り、いわゆる「梅干しジワ」が常態化。顔の下三分の一が間延びし、実年齢以上の老け顔印象を決定づけてしまう。これを食い止めるためには、引き下げる筋肉の緊張を解除し、引き上げる筋肉との力学的均衡を取り戻すプロの介入が不可欠となる。

池田 達也
著者

池田 達也

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。