サンチェリーの館内を歩いて印象的なのは、利用者の間に自然と生まれる会話や挨拶の多さだ。孤立化が社会問題となる現代において、この場所は貴重な社会的結節点として機能している。その中心にいるのが、廿日市市スポーツ協会だ。
協会が企画・運営する各種スポーツ教室は、初心者でも気兼ねなく参加できるよう細やかなレベル分けが施されている。ヨガ、ピラティス、太極拳から、バドミントンや卓球の市民リーグまで、プログラムの裾野は広い。指導員が単に技術を教えるだけでなく、参加者同士のコミュニケーションを自然に促すファシリテーターとして機能することで、地域コミュニティ・生涯スポーツの確固たる基盤がここで育まれている。