外食シーンの盛り上がりは、そのまま家庭の食卓へと波及している。これまでタイ料理の自炊といえば、市販のペーストを使った簡易的なカレー程度に限られていた。しかし、2026年のいま、大手食品メーカーや流通大手がこぞって力を入れているのが「生ハーブの直産流通」だ。
千葉県や沖縄県などの国内農家と連携し、早朝に収穫されたばかりのガパオ(ホーリーバジル)やレモングラスがその日のうちに店頭に並ぶシステムが構築された。これにより、家庭でも加熱によって損なわれがちなスパイスの香気を最大限に引き出すことが可能になり、週末に友人や家族を招いて「本気のタイ料理パーティ」を開くスタイルが定着しつつある。