迷路のように入り組んだ第一ビルフロアマップのなかでも、圧倒的な活気を放つのが地下1階および地下2階の飲食店街です。ランチタイムには近隣のビジネスパーソンが行列を作り、夕暮れ時からは立ち飲み処を求めて酒客が集う第一ビル地下街グルメの現場には、何十年も暖簾を守り続ける老舗がひしめき合っています。
知る人ぞ知る名物ランチの真価
第一ビルランチおすすめの筆頭格といえば、創業半世紀を超える洋食の名店や、強烈なスパイスの香りを漂わせる老舗カレー店です。例えば、地下2階に位置する老舗喫茶では、創業以来変わらない配合の自家製デミグラスソースをかけたハンバーグ定食が今なお手頃な価格帯で提供されており、ピーク時には階段にまで列が伸びます。また、名物の肉うどんや、ボリューム満点の中華定食など、800円〜1,000円以内で満腹になれる選択肢の豊富さは、インフレが進む梅田エリアにおいて驚くべき防波堤となっています。
夕刻から熱気を帯びる「昼飲み・立ち飲み」の聖地
午後3時を過ぎると、第一ビル居酒屋名店が次々と暖簾を掲げます。新鮮な魚介を破格で提供する海鮮酒場や、串カツ、焼きとんをアテに生ビールをあおる立ち飲み店など、肩を寄せ合って飲むディープな酒場文化が息づいています。大手チェーン居酒屋では味わえない、店主や隣り合わせた客との偶発的なコミュニケーションが、日常のストレスを解きほぐすサードプレイスとして機能しています。