カーズ名曲「Life Is a Highway」歌詞の真実と原曲誕生の全貌

カーズ名曲「Life Is a Highway」歌詞の真実と原曲誕生の全貌

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軽快なイントロとシンガロング必至のサビが印象的な本曲ですが、トム・コクラン原曲が誕生した経緯は、決して陽気なムードから始まったわけではありません。1990年代初頭、カナダのシンガーソングライターであるトム・コクランは、国際支援団体「ワールド・ビジョン」の親善活動の一環として、内戦と干ばつに苦しむ東アフリカ(モザンビークなど)の被災地を訪問しました。

コクラン本人が当時の回想録やメディア取材で明かした証言によると、現場で目撃した貧困と飢餓、命が次々と失われていく過酷な現実は、彼の精神を極限まで打ちのめしたといいます。帰国後、あまりの無力感とトラウマから重い鬱状態に陥りかけたコクランは、「自分自身を絶望の淵から救い出し、前を向いて生きるためのエネルギー」を求めてギターを握りました。その激しい感情の吐露から一気に書き上げられたのが、1991年の名盤『Mad Mad World』に収録された「Life is a Highway」でした。

「どんなに道が険しく荒れていようと、立ち止まるわけにはいかない」という切実な想いは、ビルボードHot 100で最高6位、母国カナダのチャートで1位を記録。苦難に直面するすべての人々に向けた、魂のサバイバルソングとして熱狂的な支持を集めました。

鈴木 陽菜
著者

鈴木 陽菜

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