彼女たちの魅力は、対極にあるからこそ美しい。山本舞香は、嘘のないストレートな表現力と、どこか牙を持った野生的な美しさが武器だ。バラエティ番組で見せる飾らない素顔も人気だが、役者としての彼女は、観客の心に直接ナイフを突き立てるような鋭さを持っている。
一方で、小松菜奈は「静寂」のミューズだ。ただそこに佇むだけで、その場の空気を自分の色に染め上げてしまう圧倒的な映画的オーラ。彼女の瞳は言葉以上に多くを語り、観る者を底なしの深淵へと引きずり込む。この「動」と「静」、「光」と「影」とも言える二人の個性が交わったとき、スクリーンにどのような化学反応が起きるのか、期待は高まるばかりだ。