テレビにおけるファッション企画は、古くから人気コンテンツとして君臨してきた。しかし、SNSの普及によって誰もが発信者となり、多様な価値観が認められるようになった現代において、誰かのセンスを公の場でジャッジする企画自体が、極めてリスクの高いものになっている。
特にアイドルを起用した番組の場合、ファンはタレントの成長や幸福感を共有したいと考えている。そこに「ダメ出し」というネガティブな要素を過剰に注入することは、コンテンツとしての寿命を縮めることにも繋がりかねない。笑いと不快感の境界線はどこにあるのか、制作サイドにはこれまで以上に繊細な感覚が求められている。