京都有数の観光名所である祇園新橋・白川エリア。石畳の道沿いに柳が揺れ、紅殻格子(べんがらこうし)の町家が連なる伝統的建造物群保存地区の一角に、「甘味どころ ぎをん小森」は暖簾を掲げています。かつてお茶屋として使われていた格式ある木造家屋に入ると、畳敷きの広間が広がり、窓の外には白川の穏やかなせせらぎが望めます。
ぎをん小森が単なる人気カフェにとどまらず、長年にわたり特別な存在であり続ける理由は、「徹底した素材主義」と「京都の歴史空間そのものを味わう体験価値」の融合にあります。看板メニューに使われる本わらび粉や十勝産小豆、京都の老舗茶舗から仕入れる上質な宇治抹茶など、すべての原料に一切の妥協がありません。注文を受けてから丁寧に仕上げられる甘味の数々は、ひと口運ぶだけで素材本来の香りと深いコクが口いっぱいに広がります。