本田真凜のビジュアル史を振り返ると、競技選手時代とプロ転向後の現在とで明確なステージの移行が見られます。フィギュアスケートの競技衣装は、規定やプログラムの世界観に沿ったエレガントかつ華やかなものが中心でした。しかし、表現者として独立した現在の彼女は、自身の魅力を多面的に引き出すスタイリングを自在に楽しんでいます。
特に大きな転機となったのが、台湾でオールロケを敢行して制作された待望の1st写真集です。夏らしい開放感あふれるロケーションのもと、リラックスした素顔とともに披露されたしなやかなボディラインは、多くのメディアで「思わずドキッとする大人の表情」と報じられ、発売直後から重版がかかるほどの記録的ヒットを記録しました。
氷上で磨き上げられた背筋の伸びやウエストのくびれ、長い手足を活かしたポージングは、一般的なグラビアモデルとは一線を画すアスリートならではの造形美を誇ります。このベースの美しさがあるからこそ、どのような衣装を着こなしても下品にならず、高潔な色香が漂うのです。