「付属中学校」という名称から、多くの保護者は「生徒の大半がそのまま文教大学へエスカレーター式に進学する学校」とイメージしがちです。しかし、実際の進路データはその先入観を大きく覆します。
文教大学付属高校からの進路状況を検証すると、文教大学への内部進学率は全体の約10〜15%程度にとどまり、実に約85%以上の生徒が他大学(国公立・早慶上理・GMARCH・成成明学獨國武・日東駒専など)へ進学しています。
なぜ付属校でありながらこれほど他大学進学が盛んなのか。その最大の理由は、同校が誇る「内部推薦権保持制度(併願制度)」の存在にあります。
一定の学業成績基準を満たしていれば、文教大学(教育学部、人間科学部、文学部、情報学部など)への進学権利をキープした状態で、国公立大学や難関私立大学の一般選抜・総合型選抜に挑戦できます。この「最悪の場合でも進路が担保されている」という心理的安全性が、生徒たちの果敢なチャレンジ精神を引き出しているのです。
近年の他大学合格実績の内訳を見ても、GMARCH(明治・青山学院・立教・中央・法政・学習院)や成蹊・成城・明治学院・武蔵、芝浦工業大学などの理系大学への合格者数が堅調に推移しています。中高6年間を通じた習熟度別授業や放課後の進学講習、スタディサプリ等を活用した個別最適な学習支援が、入り口の偏差値に対して高い出口実績を生み出す原動力となっています。