日本中のお笑いファンに激震が走ったのは、2018年12月2日に開催された「M-1グランプリ2018」の生放送終了直後のことでした。居酒屋での打ち上げの席から、スーパーマラドーナの武智が自身のスマートフォンで開始したインスタグラムのライブ配信。そこに同席していたとろサーモン久保田が、カメラに向かって放った一連の発言がM-1暴言騒動の発端となりました。
当時、前年王者として大会を見届けていた久保田は、泥酔した状態で審査員を務めていた上沼恵美子氏を名指しこそ避けたものの、「自分の感情だけで審査せんといてください」「更年期障害かと実におもいますけど」といった極めて侮蔑的な表現を用いて痛烈に批判。配信を回していた武智もこれに同調し、審査員席の右端に座っていた上沼氏を特定できる形で罵詈雑言を重ねました。
この動画の切り抜きは瞬く間にSNS上へ拡散され、スーパーマラドーナ武智の配信炎上とともに、お笑い界の枠を越えた大バッシングへと発展しました。ネット上では「偉大な功績を持つ大先輩に対してあまりにも礼節を欠いている」「酒の勢いでは済まされない女性蔑視・ハラスメント発言だ」と厳しい批判が殺到。事態の深刻さを受け、久保田は翌日早朝に公式Twitter(現X)上で「上沼恵美子さまに対する配慮を欠いた極めて軽率な言動を深く反省しております」と謝罪コメントを発表する事態に追い込まれました。