かつての麻布十番祭りといえば、いわゆる「テキ屋(伝統的な露天商)」による屋台が連なっていましたが、治安維持と安全確保の観点から2010年代初頭に運営方針が抜本的に刷新されました。現在、麻布十番商店街出店エリアに並ぶブースは、商店街に店舗を構える実力派レストランの特別出店、および全国各地の特産品を揃えたブースのみで構成されています。
麻布十番祭り屋台おすすめの筆頭に挙げられるのは、普段は予約困難な高級フレンチやイタリアン、焼肉割烹が提供するテイクアウトメニューです。例えば、有名ステーキハウスが店頭で焼き上げる和牛串や、老舗割烹の出汁を効かせた鮎の塩焼き、ソムリエが厳選したナチュールワインのグラス販売など、一般的なお祭り屋台の相場を大きく上回るクオリティの料理が1,000円〜2,500円前後の手頃な価格帯で提供されます。
さらに、来場者の舌を唸らせるもう一つの柱がおらがくに自慢名物グルメのエリアです。北海道から沖縄まで、日本各地の自治体や物産協会が直営テントを出店し、現地直送のホタテ焼き、仙台牛タン、秋田の比内地鶏串、各地のクラフトビールなどを振る舞います。中間マージンを排した産直ならではの鮮度とボリュームは圧巻であり、食のクオリティを最優先に考える美食家たちにとっても満足度の高い構成となっています。