実際に天然魔性の女性と交際、あるいは深い関係に陥った男性たちはどのような心理的変遷を辿るのか。取材班は、都内の大手コンサルティングファーム勤務の男性(33歳)と、ITベンチャー経営者(38歳)の2名から、生々しい告白を得ることができました。
「彼女は職場の後輩でした。誰にでも人懐っこく、重い荷物を持とうとすると『手伝います!』と屈託なく駆け寄ってくる。ある夜の残業帰り、ふいに『〇〇さんと話してると時間忘れちゃいますね』と言われて完全に落ちました。でも告白した時、彼女は心底驚いた顔で『えっ、頼れる先輩として尊敬していただけです……ごめんなさい』と。振られた後も態度が一切変わらず、気まずそうにするわけでもない。避けられるなら諦めもつくのに、以前と変わらぬ笑顔を向けられるたび、頭がおかしくなりそうでした」(33歳・コンサルタント)
また、数々の修羅場を経験してきた経営者の男性は、男を狂わせる魔性の女の特徴についてこう分析します。
「お金やステータスで釣ろうとする男ほど、彼女たちには通用しません。高級レストランに連れて行っても『わあ、お皿が可愛い!』と無邪気にはしゃぐだけで、ブランドや価格には執着しない。こちらの都合の良い枠組みに収まってくれないからこそ、なんとかして彼女の世界の一番になりたいと躍起になってしまう。男のプライドを無傷のまま解体してくるんです」(38歳・経営者)
周囲における男が手放せない女性の評判を追跡すると、同性からも「あの子は悪気がないから憎めない」「何を考えているか読めないけれど、一緒にいると空気が澄む」といった声が多く聞かれます。これこそが天然タラシな女性の共通点であり、他者を蹴落として注目を集めようとする人間とは一線を画す、天性の求心力と言えます。