Q1:オリーブアナアキゾウムシと他のゾウムシやカミキリムシの見分け方は?
A1:オリーブアナアキゾウムシは体長約15mmで、吻(口先)が象の鼻のように長く下を向いており、体表がゴツゴツとした濃い灰褐色です。カミキリムシの幼虫(テッポウムシ)も木くずを出しますが、カミキリムシはおがくずが粗く、幹の高い位置にも入ります。一方、オリーブアナアキゾウムシの糞は非常に細かく、被害が「地際から50cm以内の低所」に集中するのが際立った特徴です。
Q2:収穫してオリーブオイルや塩漬けにする実がある場合、スミチオンは使えますか?
A2:使用可能です。ただし農薬取締法上の使用基準に従い、オリーブの「収穫前日数(収穫前21日前までなど、製品の最新ラベルを必ず確認)」と「総使用回数」を厳守してください。幹への塗布であれば果実に直接薬液がかかるリスクは極めて低いですが、実にかからないよう注意して作業してください。
Q3:幹に穴がたくさん開いて葉が全部落ちてしまいました。もう諦めるしかありませんか?
A3:幹の皮を少し爪やナイフで引っ掻いてみてください。内側がまだ「みずみずしい緑色」であれば生きています。幼虫をすべて退治し、傷口に癒合剤を塗り、枝を半分程度に切り戻して水を控えめに管理すれば、翌春にひこばえ(根元からの新芽)や幹から胴吹き芽が出て再生するケースは多々あります。内側が茶色くカラカラに乾いている場合は、残念ながら枯死しています。