せいろの使い方は濡らすだけ?焦げ・カビを防ぐ手入れの極意を徹底解説

せいろの使い方は濡らすだけ?焦げ・カビを防ぐ手入れの極意を徹底解説

せいろの使い方は濡らすだけ?焦げ・カビを防ぐ手入れの極意を徹底解説について知っておくべき 理由を厳選して解説いたします。

せいろの導入をためらう最大の要因は「扱いが難しそう」という先入観にあります。結論から言えば、現代のキッチン家電よりも物理的な動作は単純です。せいろ使い方初心者が絶対に押さえておくべき基本手順は、以下の3ステップに集約されます。

まず調理前、「本体と蓋をサッと水で濡らす」作業を行います。乾いたままの木をいきなり火にかけると、急激な熱収縮で木枠が歪んだり割れたりするだけでなく、食材の油分や匂いが木の導管深くまで染み込んでしまいます。また、食材の焦げ付きを防ぐ水分バリアを作る意味でも、水濡らしは欠かせません。

次に、鍋にたっぷりの湯を沸かします。湯がグラグラと沸騰して強い蒸気が立ち上ったのを確認してから、食材を並べたせいろをセットします。「水の状態から鍋に乗せて火にかける」のは厳禁です。蒸気温度が上がりきる前に食材が水分を吸い、ベタついた仕上がりになってしまいます。あとは蓋をして、所定の時間(野菜なら5〜8分、肉や点心なら10〜15分程度)待つだけです。

なお、購入直後に1回だけ行う儀式として知っておくべきなのが、せいろ最初のお手入れ空蒸しです。新品のせいろには天然木特有のアクや製造時の粉塵が付着しています。食材を入れずに本体と蓋を水で洗い、沸騰した鍋の上で約15分間空蒸しすることで、余分なアクを抜き、木の繊維を引き締めて耐久性を高めることができます。

山下 哲也
著者

山下 哲也

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。