実際に現地へ足を運び、待合室や診察室の様子、受診者の声を取材すると、ネット上の辛辣な書き込みとは異なるリアルな実態が浮かび上がってきます。
小学生の息子を連れて通院していた30代の母親は、当時の受診体験について次のように振り返ります。
「最初はクチコミを見て構えて行きましたが、耳の中をモニターで見せながら『ここに膿がたまっているから、今吸い出しますね』と迷いなく処置してくれました。子どもがぐずる暇もないほど手際が良く、親としては本当に助かりました。愛想を振りまくタイプではありませんが、職人気質の腕利きの先生だと感じています」
現場取材で見えた院内の特徴は、トリアージ(緊急度・優先度の判定)の徹底です。急性期の激痛や呼吸苦を訴える患者への優先対応、的確なネブライザー吸入への誘導など、スタッフ間の連携は極めて機能的に動いています。患者側が「自分の話を優しく共感しながら聞いてほしい」というメンタルケア的な期待を抱いて受診した場合、その合理的な空気感に圧倒されてしまうケースがあるのは否定できません。