スタイルの良さを目の当たりにすると「どんな過酷な食事制限をしているのか」と勘ぐりたくなりますが、実際の飯島直子のダイエット方法は、驚くほど常識的で生活感に満ちています。
自著のライフスタイルブックやエッセイ、インタビューで繰り返し本人が明かしているのは、「食べないダイエットは絶対にしない」という確固たるスタンスです。飯島直子の食生活の基本は、玄米や分づき米、具だくさんの味噌汁、発酵食品(納豆やぬか漬け)、旬の焼き魚や野菜を中心とした丁寧な和食です。自炊の様子を公開した際にも、決して気取ったスーパーフードばかりを並べるのではなく、スーパーで手に入る身近な食材を使った家庭料理が食卓に並んでいます。
同時に、彼女はお酒好きとしても広く知られています。BSフジの冠番組『飯島直子の今夜一杯いっちゃう?』で見せるように、夜には美味しい料理とともにビールやワインを気兼ねなく嗜み、ラーメンや揚げ物を食べる日もあります。その代わり、翌日の食事でスープを中心にしたり、野菜の比率を増やしたりして3日から1週間単位でカロリー収支と代謝を調整するのが飯島流のルールです。
運動面においても、重いバーベルを持ち上げるような激しい筋トレは行っていません。日課としているのは、毎日の湯船への入浴とストレッチです。ぬるめのお湯にゆっくり浸かって身体を芯から温め、発汗を促して老廃物をため込まないようにする。風呂上がりには股関節や背中を丁寧に伸ばし、血流とリンパの流れを滞らせない。この無理のない代謝キープ習慣こそが、50代後半になっても太りにくい体質を支える基盤となっています。