カムイワッカの滝は、一般的な観光地のような歩行者用木道が滝壺まで続いているわけではありません。川底の岩肌を直接歩いて登る本格的な「リバートレッキング」となります。安易な軽装で挑むと転倒事故につながるため、専用の装備選定が不可欠です。
足元選びにおいて、一般的なスニーカーやビーチサンダル、クロックス類は絶対NGです。温泉成分と藻の影響で岩肌は濡れた氷のように滑りやすく、ゴム底のスニーカーではグリップが全く効きません。
現地で推奨される足元装備は以下の通りです。
最も安全なのは「フェルトソール付きのウォーターシューズ」または「サワタビ(沢靴)」です。靴底に特殊なフェルトが貼られたシューズは、ぬめりのある岩場でも吸い付くようにグリップします。知床自然センター等でレンタルシューズの取り扱いもあるため、自前で持っていない場合は必ずレンタルを活用してください。かつて定番だった「靴下を重ね履きして歩く」方法も一定の滑り止め効果はありますが、足裏を尖った小石で痛めやすいため、現代では専用シューズの着用が推奨されます。
服装は、濡れてもすぐに乾く化繊の長袖・長ズボン(またはラッシュガード+ショートパンツ+レギンス)がベストです。転倒時の擦り傷防止や強い紫外線対策になります。両手を完全に空けるため、荷物は小型の防水バックパックにまとめましょう。